李愛慶 展「Dip in the Blue」
私にとって「青」は、内省への精神的な導管であり、自然への深い敬意を象徴する色です。
「Dip in~」には、そっと浸す、あるいは少し味わうという意味が込められています。
この作品は、「味わう」という発想から発展させたもので、自然の中で見つけたイメージを絵具の上にまるで装うように重ねることで制作されました。
自然は心を養い、数えきれないほどの手がかりや、心を震わせるような絵画的自由を体験させてくれます。
その過程で生まれる緊張感は、偶然と必然が繰り返し溶け合うことで生まれ、内なる自己の言語を、シンプルかつ明快に表現します。
2025年10月21日〜10月26日
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