京都河原町の現代の美術・工芸の発表の場|GALLERY MARONIE

現代の美術・工芸の発表の場として、ジャンルは問わず個展を中心に展開。異なった3つのギャラリースペースを持つ京都のギャラリー。

空間の自在者たち 井田彪

「生きられる空間」と「生きられる時間」の創出を「空間」と「時間」のなかで私たちの生活はいとなまれている。
そして私たちが暮らし、生活する私たちに、現存在ある「いま、ここ」を実感させてくれます。またそれらは時として私たちに内から湧きおこる生命のエネルギーをも実感させてくれます。
この生を実感させ、実感できる「空間」と「時間」は,言い換えれば「生きられる空間」であり「生きられる時間」であるのでは、と考えております。
これまで自然界の万有の動の始原のひとつであり、他のものをも合成や分解や増大や生成や消滅させ変容させる「空気」。「空
気」すなわち「空間」を視覚化し、顕現化させることが造形活動の意味の一つであります。それは他者とともに生きる共同性で
あり、生きる身体性を鮮明にしてくれます。そして自在に私たちに「生きられる空間」、「生きられる時間」を創出させ、想像力へとかきたててくれる原動力なのではと・・・。

2022年7月12日〜7月24日

7.12-4F
  • 4F-1
  • 4F-2
  • 4F-3

井田彪 Akira Ida